ブータンの現地旅行会社 | パッセージ・トゥ・ヒマラヤズ
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ブータン料理とは?

主食はお米で、ご飯と肉や野菜の煮込みのセットが基本的なブータン人の食事です。いずれも非常に辛いのですが、スパイスを多用するカレーとは違い、調味料は塩、チーズ、バター、サンショウにほぼ限られます。調理法のバリエーションも少なく、煮込み料理もしくは炒め料理となります。

市場に並ぶ伝統食材

ブータンチーズ
ブータン料理にかかせないのがチーズで、ブータンチーズはカッテージチーズに近い味です。ブムタンでは、気候・風土に共通点のあるスイスが1970年代からチーズ開発支援を行っており、そこで開発されたプロセスチーズもブータンの日常生活に溶け込んでいます。


エマ(トウガラシ)
チーズと並び、ブータン料理にはかかせないのがエマ(トウガラシ)。ブータンの人々は生のトウガラシをそのまま食べたりもします。代表料理は「エマ・ダツィ(トウガラシのチーズ煮込み)」で、ブータンの人々は毎食エマ・ダツィでも飽きることがない程です。


ティンゲ(山椒)
エマ程ではないですが、肉料理や煮込み料理のスパイスとして重宝されています。料理によっては、舌が痺れる程、入っていることも。

ナケ(ゼンマイ)
調理法のバリエーションが少なく、単調になりがちなブータン料理を彩るのは山菜たちです。市場に行くと、野菜と同じくらいの量のゼンマイやワラビといった山菜が並んでいます。

シャカム(干し肉)
つい最近まで冷蔵庫がなかったブータンでは、肉といえば「干し肉」がメイン。
ブータンの干し肉はとても固く、煮込んでから食すのが通常です。

サンゲ・シャモ(マツタケ)
日本では高級食材として扱われるマツタケですが、ブータンでも日本と変わらない香り、味のマツタケが採れ、お値段も日本よりは非常に安価です。

ブータン料理いろいろ

エマ・ダツィ
ブータンの代表的料理。トウガラシ(エマ)とチーズ(ダツィ)の煮込み料理です。

ケワ・ダツィ
ジャガイモとチーズの煮込み料理です。

ヒュンテ
ブータン風蕎麦料理。チリパウダーと塩で味付けられています。蕎麦の生産地である、ハやブムタンで食べることが出来ます。

クレ
蕎麦粉を使ったパンケーキ。かつては牛飼いや馬飼いのお弁当としても食べられていました。デザート感覚ではなく、煮込み料理に付けて食べたりする「食事」となります。プタと同じく、蕎麦の生産地ハやブムタンで食べることが出来ます。

モモ
チベット世界の代表料理。水餃子の様な料理で、具には牛肉や豚肉、野菜等が使われます。

カジャ(バター茶)
水の中に茶葉、バター、塩を入れて煮だして作る、チベット世界では欠かせない飲み物です。