ブータンの現地旅行会社 | パッセージ・トゥ・ヒマラヤズ

ブータン観光ビザの取得方法
ブータン観光ビザ申請手数料:お1人様11,000円(2024年1月)でご案内しています。
なお、観光ビザ取得にあたっては、上記手数料の他に、SDF(Sustainable Development Fee) という観光税もかかります。現在のSDFは1泊につきお1人様100ドル。お見積り時に加算させていただきます。

※2022年以降、国の政策が変わり、観光ビザ申請SDFの支払いは必須となります。

【申請に必要なもの】※以下3点をすみやかにお送りください。
①パスポートコピー:顔写真のあるパスポートページの全データが明確に確認できるカラーコピーまたはカラースキャンが必要になります。パスポート原本をお送りいただく必要はありません。
⓶最近6カ月以内の顔写真:パスポート申請時と同サイズ(3.5cm x 4.5cm)の顔写真 
③海外旅行保険の加入証のコピー(英文が望ましい)

ビザ取得にあたっては申請から3週間〜1ヶ月程度かかります。ご出発日から2週間以降の申請の場合、緊急手配となり追加手数料をいただく場合がございます。ブータンへの旅の計画はお早めにお願いします。

治安について
元来、幸福度指数を提唱している国ということもあり、犯罪は他国に比べて圧倒的に少ないです。ただし、昨今の報道にもあるようにここ数年の急速な近代化やインドルピー危機の影響等により、物価が非常に上がり、国民の思想の中にも欲望や優越の感情が芽生えてきており、窃盗や妬みからくる喧嘩等の軽犯罪が首都ティンプーを中心に増えてきている実情もあります。他の国へご旅行するときと同様、夜の一人歩きは控える、貴重品はホテルの客室内でも無造作に目につく場所には置かない、セキュリティーボックスまたはスーツケースに入れてロックをかけるなど、注意してください。

タバコと電子タバコの持ち込みについて
ブータンではタバコの持ち込みは電子タバコを含め、関税が200%かかりますのでご注意ください。隠して持ち込みをして発見された場合は約6万円の罰金〜最大5年の懲役という非常に思い罰則を課せられる場合があります。十分ご注意いただき、持ち込む場合位は事前に申請をすることをお勧めします。お問い合わせください。

ドローンの持ち込みについて
ブータンではドローンの持ち込み・ご利用は認められていません。

携帯電話・インターネットの利用について
ご利用の機種や契約状況にもよりますが日本の携帯電話がそのままご利用いただけるケースがほとんどです。ただ海外ローミングは高額になる場合がほとんどですのでご利用にあたってはご注意ください。緊急連絡用としてそのままお客様ご自身の携帯電話を利用することが有効ですが、ガイドの携帯電話を通じて日本へ連絡できます。必要の場合には遠慮なくガイドにお申し出ください。

SIMカードについて
ツーリスト向けのSIMカードはございますが、空港などに販売カウンターがなく気軽にご購入いただけません。ご希望の場合には事前にご連絡いただいた上でご用意いたしますのでお申し付けください。

WIFI環境について
ほとんどのホテルではWifiを利用することができます。利用するにはホテル側にパスポートなどの確認が必要になりますが、無料でご利用いただけることがほとんどです。Wifiが利用できる場所にいれば、インタネットやSNS(LINE、Facebook)も現地からアクセス可能です。ただし、ブータンは国全体として回線状況があまりよくなく、1日中使えない日もよくあるのでご了承ください。

両替について
ブータンの通貨はヌルタムです。インドルピート連動しており、1ヌルタムは約1.7円程度です。ブータンの通過は日本で事前に両替することができません。ブータンご到着後、入国審査の手前に両替所があり両替可能です。入国審査後は両替所がありませんのでご注意ください。ヌルタムから日本円および米ドルへの両替はできないものと思ってください。

現地で必要な金額
ツアー中、実際にお金を利用することはお食事の際のお飲物代、その他個人的費用(お土産代など)、チップとなります。お飲物もアルコール類を飲まれる場合は多めに必要な他、お土産も購入量によって現地で使う金額が異なってきます。ある程度、計算してからの両替がおすすめです。

米ドルなど必要ですか
ブータンの空港では日本円からヌルタムに両替が可能ですが、国内では米ドルが使えることが多いです。余った時の事や急に必要になった場合のことを考えると、米ドルも事前にご準備いただくと便利です。

クレジットカードは使えますか
使える店舗は徐々に増えてきていますが、高級ホテルや大きな土産店をのぞきクレジットカードは使えないものと思ってください。また、ATMなど海外対応していない場合がございますのでご利用いただけないものと思ってください。

服装について
ブータンは小さな国ですが、ヒマラヤの麓ということもあり起伏が激しく、季節や日によっても温度差が大きく変わります。標高の高い山間部は肌寒いですが、低地に行くと暑いといった感じで1日の中でも気温の変化があります。脱着しやすい服装をご用意ください。

写真撮影について
寺院内・博物館内では写真撮影が禁止されています。一部の観光地では入り口で荷物を預けなければいけないケースもあります。撮影において、不要な場合はガイドに確認をとってから撮影をしてください。人物撮影についても、ブータンの人は恥ずかしがり屋が多いので取っていいか許可を求めて撮影することをお勧めします。

食事について
ブータンではエマ・ダツィと呼ばれる唐辛子をチーズで煮込んだ料理が名物です。必ずツアー中に召し上がると思いますがブータン料理の辛さは世界でも随一です。観光客向けにマイルドに作られていますが多少の辛さはご了承ください。辛いものが苦手な方はご注意ください。辛いものが苦手な方は現地到着後に事前にガイドにお申し出いただければと思います。ブータン料理以外にもインド料理、中華風料理などもご用意しています。

ブータン料理についてはこちら

飲料水について
お飲み物についてはご旅行代金に含まれておりません。ミネラルウォーターも有料となりますのでご了承ください。弊社のツアーをご利用のお客様には1日1本、ミネラルウォーターをサービスにて提供しております。1本では足りない方は現地でその都度、ご購入ください。ホテルによっては一人1本小さめのミネラルウォーターが無料で用意されていることがあります。そちらもご利用ください。
※ブータンの水道水についてですが、現地の人は飲用していますがお客様は水道水を飲むことはお控えください。日本とは環境が異なりますので肝炎や腸炎になることも考えられますのでくれぐれもご注意ください。

お酒について
ブータン人もお酒が好きな人は多く、外国人観光客に対して特に制限はありません。ただし、毎週火曜日は「ドライデー」という習慣があり、レストラン等のお店ではお酒を提供しません。外国人観光客がメインのお店やホテルのレストランでは提供される場合もありますが、郷に入れば郷に従うつもりで「ドライデー」を頭に入れておいてください。

ホテル(水回りのご利用)について
ブータンのホテルは他国の水準に比べますと設備面等で未熟な点が多々あります。浴室のシャワー(お湯)はタンク式が多く、一人目が使うとタンクの供給がなくなってしまうことも多くあります。少し時間をおいて利用することで解決できることもありますが、お湯の出が悪かったりすることはお国柄ありえることです。そういった場合にはすぐにホテルのスタッフやガイドへご相談いただき、現地にて解決するようご協力をお願いします。(個別にお湯を用意してもらうなど何らかの解決手段があるはずです。)冬場はブータンも氷点下になることがあるため、地域全体のパイプが凍ってしまうことがあります。水周り自体が使えないと言った状況になることもございます。ご了承ください。

トイレ事情
ブータンでのトイレのご利用はできる限りホテルや観光客が利用するレストランのトイレをおすすめします。ホテルにおいては流れが多少スムーズでないこともありますが、基本的に様式水洗トイレとなっています。トイレットペーパーも本来現地では一般的に使われていませんが、ホテルや観光客が利用するレストランのトイレには備え付けられていることが多いです。

公園、名所、峠の休憩所内のトイレはあまり衛生的ではありません。水洗式もありますが、汚物が詰まったまま放置されていることも多々あり、一部は垂れ流しのところもあります。トイレットペーパーの備えも期待できないのでやむを得ない場合以外はご利用をおすすめしません。

ホテル内のトイレは近代的なウォシュレット機能を備えたトイレはありません。インド式ホースや桶は洗浄用に設置されているトイレはあります。特に東ブータンへ行かれる場合は、長距離ドライブとなり、長時間トイレ休憩が取れない場合があります。その際は、いわゆる青空トイレとなりますのでご承知置きください。

電源とプラグ
ブータンは230-240ボルト、周波数は50kHzになります。プラグタイプはB3またはCタイプです。マルチプラグをお持ちでしたら、そちらをご持参ください。日本の電化製品の多くが変圧対応していますが、ドライヤーなど変圧対応されていない電化製品をお持ちの場合には変圧器も合わせてご持参ください。ご出発前にご持参いただく電化製品の電圧を事前にご確認いただくことをおすすめします。

お車での移動について(ブータン国内)
ブータン国内での移動はお車が基本となります。パロやティンプーでは舗装された道が大半ではありますが、一部舗装されていない道もございます。峠を超えて地方都市(プナカ、ワンデュポダン、ブムタン)に行き場合は基本的に山道を通ります。また、工事中などの悪路を通ることも多々ございますので、車酔いされるお客様は日本から事前に酔い止めの薬をお持ちいただくようおすすめいたします。

お土産について
お土産を購入するタイミングはティンプーまたはパロにて市内観光の合間や観光後にお土産屋またはバザールなどで購入するチャンスがあります。※ツアー内容によってはショッピングの時間を取れない場合おございますのでご了承ください。一般的な土産屋さんでは売り上げの30%程度がブータン国内の福祉に回される仕組みになっており、通常よりも料金が高く販売されています。お店が暴利をとっている訳ではないので観光客価格としてご理解いただき、できれば快くご購入くださいますと助かります。

ブータンのお土産についてはこちら

チップについて
ブータンにはもともとチップの習慣はありませんでしたが、観光客の増加に伴い、渡すのが通例になってきております。観光客が利用するレストランではサービス料が込みなのでチップも不要です。ポーターや枕銭として20〜50Nu(ヌルタム)程度をお渡しいただけますとスタッフも喜びます。

お客様をご案内するガイドとドライバーへのチップですが、1団体(1組)としてガイドにはUSD 20 程度 x 泊数分、ドライバーにはガイドの半額程度を目安に最終日にまとめてそれぞれに渡していただけますと幸いです。チップに関しましては強制ではありません。あくまでもお客様からスタッフへのお心付けとなります。気持ちよくサービスを受けられましたら、最後にお渡しいただきますようお願い申し上げます。

ブータン帰国時
ガイドは空港建物の入り口(外)までしかサポートできません。(セキュリティー上、空港内には入れないためです)※ガイドとは空港の入り口でお別れとなります。空港建物に入るときにはパスポートとEチケットを警備員に提示します。建物内に入るとすぐに荷物検査があります。荷物検査は特に液体物に関してのチェックが厳しいのでご注意ください。荷物検査を通過したら各航空会社(ドゥルク航空/KBまたはブータン航空/B3)のチェックインカウンターにてチェックインを済ませてください。
※2018年5月時点で出国カードの提示が不要になっております。

ドツォを体験されるお客様へ
オプションでドツォを体験するお客様へご案内です。ドツォはブータンの伝統的な石焼風呂です。焼いた石をハーブの入った浴槽に入れて沸かして入るお風呂です。通常は下着をつけて入りますが、水着や大きめのバスタオルを着用いただいてもかまいません。どちらにしてもハーブ湯のため匂いがついたり、汚れても良いものをご用意ください。

民泊を体験されるお客様へ
民家へ宿泊されるお客様へのご案内です。民家泊はホテル泊とは異なります。タオルなど必要と思われるお客様はご自身でご準備ください。民家によりシャワーがない家庭もあります。その場合はお湯を準備しておらい、お湯浴び程度の入浴スタイルになることをご承知おきください。ドツォがある過程ではドツォ体験をされてもよろしいかと思います。

個人的なお荷物や貴重品は必ずスーツケースに鍵をかけるなどしてしっかりと自己管理していただきますようお願いします。また、強制ではありませんが、滞在先のご家族へ日本のお菓子などのちょっとした手土産を持っていただくと大変喜ばれます。